
本記事のポイント
- 1長野県坂城町の日精樹脂工業は2026年4月、インド・グジャラート州アーメダバードで射出成形機の生産工場を正式稼働させた。
- 2宮田村の精密部品メーカー、河井工器はインドから高度外国人材の採用を近く予定しており、採用面の先行事例として紹介される。
- 3ジェトロの集計でインドの2025年度実質GDP成長率は7.7%となり、前年度の7.1%から伸びが拡大した。
ニュースの背景
諏訪圏工業メッセは諏訪地域のものづくり企業が集まる展示会で、2002年に始まった。2023年以降は会場の老朽化により岡谷市民総合体育館などに移っている。今回、メッセの会期初日にあわせ、ジェトロが海外展開の情報提供の場としてインドをテーマにしたフォーラムを企画し、県内企業の事例とインド市場の情報を同時に提供する形になった。
日本企業への影響
長野県内の精密部品・成形機メーカーがインドでの生産拠点設立や高度外国人材の採用を進めている実例が示されており、同様の海外展開を検討する中小製造業にとって参考情報となる。ジェトロはムンバイ・チェンナイの中小企業海外展開現地支援プラットフォームや、アーメダバードのビジネス・サポートセンター、無料のインドデスクなど支援窓口を提供しており、インド進出を検討する企業は相談先として活用できる。
この記事の概要
ジェトロ長野とジェトロ諏訪支所は11月12日、岡谷市の諏訪湖環境研究センターで「インドビジネスフォーラム in 諏訪圏工業メッセ」を開く。会場は諏訪圏工業メッセ2026の会場である岡谷市民総合体育館に隣接し、メッセ初日にあわせた開催となる。参加無料、定員500名。
ジェトロ中部・北陸本部長でニューデリー事務所長を務めた鈴木隆史氏が「インドの経済とものづくり企業」を講演するほか、河井工器の河井司氏、日精樹脂工業の田中博氏、ジェトロの木川美樹子氏によるパネル「ものづくり企業の海外展開と人材」も行われる。河井工器は宮田村の精密部品メーカーでインドからの高度外国人材採用を予定し、日精樹脂工業は坂城町の射出成形機メーカーで、2026年4月にインド・グジャラート州アーメダバードの生産工場を正式稼働させた。インドでの人材採用と現地生産という異なる角度から海外展開に取り組む2社が、人材をテーマに語り合う。
ジェトロの貿易投資年報によると、インドの2025年度実質GDP成長率は7.7%で、前年度の7.1%を上回った。主催はジェトロ長野とジェトロ諏訪支所で、長野県や諏訪地域の商工会議所なども後援する。 背景として、政策運用や現地実務の差分が最終的な収益性に影響しやすいため、一次情報の確認だけでなく、現場ヒアリングを含めた検証が重要です。
詳しくは参考記事をご確認ください。
キーワード解説
インドデスク
ジェトロが設ける、インド・ビジネスに関する貿易投資相談を無料で受け付ける専用窓口。
※用語解説は記事の理解を補助するための一般的な説明であり、法務・税務・投資その他の専門的助言を目的とするものではありません。


