
2026年7月17日
バンク・オブ・バローダ、インドFY27成長率予測を6.6〜6.8%へ引き上げ
バンク・オブ・バローダは月曜開催のインド経済見通しウェビナーで、2027年度(FY27)のインドGDP成長率予測を6.6〜6.8%に引き上げたと発表した。6月時点の予測6.2〜6.4%から40ベーシスポイントの上方修正となる。同行は原油価格の落ち着きやモンスーン状況の改善、鉱工業生産指数(IIP)やPMIなど経済指標の底堅さを理由に挙げた。マダン・サブナビス・チーフエコノミストは、西アジア情勢をめぐる戦争の影響が続くとしつつも、原油価格を1バレル75〜85ドルと想定していると説明した。国際通貨基金(IMF)がFY27予測を6.4%、アジア開発銀行が6.6%へ下方修正した動きとは対照的な見直しとなる。FY26の成長率7.7%からは減速するものの、名目GDP成長率はFY27に10〜11%と再び二桁に戻ると見込む。インド準備銀行(RBI)は少なくとも10月まで政策金利を据え置く可能性が高く、レポ金利は5.25〜5.50%のレンジにとどまると予測した。小売インフレ(CPI)はFY26の2.1%からFY27には5.0〜5.2%へ上昇するが、金融政策委員会の許容範囲内に収まるとみている。製造業成長率は6.5〜7.5%、鉱工業生産は3〜4%程度と予測し、農業成長率もFY27に2.5〜3%へ引き上げた。経常赤字はFY26の0.6%からFY27には1.8〜2.0%まで拡大すると見込む。




