
本記事のポイント
- 1マヒンドラの10月のSUV国内販売が7万3338台となり、単月として過去最高を更新した。
- 2輸出を含む総販売台数は13万1109台で前年同月比9%増となり、祭事シーズンの需要の強さを裏付けた。
- 3商用車は伸びた一方、農機具事業はカレンダー要因でトラクター販売が2桁減となり、事業ごとに明暗が分かれた。
ニュースの背景
インドの自動車販売は毎年秋の祭事シーズンに消費が集中しやすく、購入時期が年によって前後するため前年同月比だけでは需要動向を判断しにくい。今回はSUVセグメントへの消費者選好拡大と祭事期の購買意欲の高まりが重なり、前月比では大幅な伸びとなった一方、カレンダー要因でトラクター販売は減少するなど事業ごとに影響が分かれた。
日本企業への影響
マヒンドラはインドSUV市場で存在感の大きいメーカーであり、スズキ系のマルチ・スズキをはじめとする日系自動車メーカーにとって競合動向を把握する上で参考になる数値だ。祭事シーズンの需要の強さやSUVセグメントへの消費者選好の持続は、インドで販売戦略を立てる日系メーカーの商品ラインナップや生産計画の検討材料となり得る。
この記事の概要
マヒンドラ・アンド・マヒンドラが2026年10月に過去最高の月間販売実績を記録した。輸出を含む総販売台数は13万1109台に達し、前年同月比で9%増加した。主力のSUV事業では国内販売が7万3338台となり、前年同月の7万1624台を上回って単月として過去最高を更新した。
前年同月比では2.4%増にとどまったものの、前月の9月と比べると14.4%増、台数にして9246台の伸びとなり、祭事シーズンの需要の強さが際立った。輸出を含めたSUV販売は7万4904台に達している。4月から10月までの累計国内SUV販売は43万1480台となり、前年同期の36万9194台から約17%増加し、単月の伸びよりも力強い成長を示した。
商用車事業も堅調で、国内の軽商用車販売は3万3037台となり、前年同月の約3万1741台から増加した。2〜3.5トン級の車両が牽引し、小型商用車はやや弱含んだ。一方、農機具事業は祭事カレンダーの時期変動を主因に、国内トラクター販売が2桁減となった。
拡大した商品ラインナップと消費者のSUV選好の持続が販売を押し上げたとみられ、同社は新型のマヒンドラXUV 3XO ZNGへの顧客反応も良好だとしている。なお個別モデルごとの10月販売台数は公表されていない。
詳しくは参考記事をご確認ください。


