
本記事のポイント
- 1ソニーが2028年1月にゲームディスク生産を終了、完全デジタル化へ移行する
- 2インドではPS5在庫不足に加え小規模小売店の収益源喪失が懸念される
- 3PS3・PS Vitaストア閉鎖も発表、次はPS4対象との観測も浮上
この記事の概要
ソニーはPlayStation向けゲームソフトの物理ディスク生産を2028年1月で終了すると発表した。以降に発売される新作タイトルは、PlayStation Storeや小売店を通じたデジタル版のみの提供となる。同社幹部のシド・シューマン氏は、デジタルメディアへの消費者志向がディスクを大きく上回っている現状に合わせた「自然な流れ」だと説明している。
この決定はインド市場にとって特に痛手となりかねない。現地ではPlayStation 5本体自体の在庫が慢性的に不足しており、価格上昇を見込んだ販売店による在庫の抱え込みが指摘されてきた。そこにディスク廃止が重なれば、独立系の小規模小売店は収益源をさらに失うことになる。
友人間でのディスクの貸し借りやソフトの中古販売という慣行も消滅に向かう。 ソニーは同時期にPS3およびPS Vita向けのPlayStation Storeも閉鎖する方針を示しており、次はPS4が対象になるとの見方も出ている。ゲーム保存の観点でも懸念は大きく、2010年以前に発売された旧作ゲームの87%が「絶滅危惧」状態にあるとの調査結果もある。
デジタル配信が進むGrand Theft Auto VIの11月発売も、この流れを象徴する事例だ。
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