
本記事のポイント
- 1全国一斉ストが直前の労使協議で撤回され、9月28日から銀行は通常通り営業を再開した。
- 2週休2日制の導入可否を検討する高レベル委員会をIBAと労働組合が共同で設置することで合意したが、実現時期や可否は未確定である。
- 3上級管理職向け業績連動報酬制度についても、組合の懸念を反映した修正案を政府に提案する協議が始まる段階にある。
日本企業への影響
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この記事の概要
インド全域の銀行で9月28日から予定されていた3日間のストライキが、決行直前に見送られた。全国銀行従業員連合(UFBU)は半期決算の締め日と重なる時期に全国一斉ストを表明していたが、労使双方の代表者による会合を経て、インド銀行協会(IBA)との間で「理解が得られた」として撤回を決めた。全国銀行従業員協会(AIBEA)のC・H・ヴェンカタチャラム書記長によると、日曜夜9時半から約1時間開かれたオンライン会合には組合側代表と銀行経営側代表が出席した。
組合側が掲げていた主要な要求の一つである週休2日制の導入について、IBAとUFBUが早急に高レベル委員会を設置し、実現方法を検討することで合意した。ただし導入自体が決定した訳ではなく、委員会でどう実現できるか協議する段階にとどまる。また上級管理職を対象とする業績連動型報奨(PLIスキーム)についても、組合側の懸念を踏まえた制度修正案を政府に提案する協議を始めるとした。
全インド・マハラシュトラ銀行従業員連盟のデヴィダス・トゥルジャプルカル議長は、長年の懸案だった週休2日制をめぐる協議に前進が見られたと歓迎した。今回のスト回避により、9月28日から銀行は平常通り営業する。
詳しくは参考記事をご確認ください。
キーワード解説
UFBU(United Forum of Bank Unions(全国銀行従業員連合))
インドの複数の銀行労働組合が結集した連合組織で、賃金や労働条件をめぐり銀行協会と交渉を行う。
IBA(Indian Banks' Association(インド銀行協会))
インドの銀行業界団体で、加盟銀行を代表して労働組合との労使交渉や業界政策の調整を行う。
※用語解説は記事の理解を補助するための一般的な説明であり、法務・税務・投資その他の専門的助言を目的とするものではありません。


