
本記事のポイント
- 19月15〜16日のFOMC会合と議長発言が、金・銀相場の来週の方向性を決める最大の材料になるとみられている。
- 2国内では金先物が10グラム15万2784ルピーへ小幅上昇した一方、銀は1キログラム23万4000ルピーへ下落し明暗が分かれた。
- 3原油が1バレル100ドル超で推移し西アジア情勢が緊迫化しており、原油動向が金価格のもう一つの重要な変動要因となっている。
この記事の概要
金と銀の相場が来週も不安定な展開になるとみられている。市場が最も注視するのは、9月15〜16日に開催される米連邦公開市場委員会(FOMC)会合だ。米連邦準備制度理事会の政策判断とパウエル議長ならぬウォーシュ議長の発言が、貴金属市場の方向性を左右する見通しという。
なお、ガネーシュ・チャトゥルティーの祝日にあたる月曜午前は商品市場が休場となる。LKP証券のコモディティ・通貨リサーチ担当バイスプレジデント、ジャティン・トリベディ氏は、原油価格の落ち着きやFRBのハト派的な姿勢が金価格の反発を後押しする一方、原油の再上昇やタカ派的な政策シグナルは売りを誘発しかねないと指摘する。国内市場では前週、マルチ・コモディティ取引所の10月限金先物が10グラムあたり17ルピー高の15万2784ルピーとなった一方、銀は2684ルピー(1.13%)安の1キログラム23万4000ルピーで引けた。
海外市場ではCOMEXの12月限金先物が1.5%安の1オンス4408.9ドル、銀は2.34%安の65.19ドルとなっている。JM Financial Servicesのプラナブ・メール氏は、国内相場の下落幅はルピー急落が下支えとなり限定的だったと説明した。イングランド銀行と日本銀行の金融政策決定も注目される。
原油価格は西アジアでの緊張激化を背景に1バレル100ドルを上回って週を終えており、貴金属市場にとって新たな変数となっている。
詳しくは参考記事をご確認ください。
キーワード解説
FOMC(Federal Open Market Committee(米連邦公開市場委員会))
米国の金融政策を決定する会合体で、政策金利の変更などを決める。今回は9月15〜16日に開催される。
※用語解説は記事の理解を補助するための一般的な説明であり、法務・税務・投資その他の専門的助言を目的とするものではありません。


