
本記事のポイント
- 19月14日はガネーシャ祭のためNSEとBSEが休場となり、株式・株式デリバティブなど全取引が停止する。
- 2前週はブレント原油が中東情勢の緊張を背景に1バレル108ドルまで急伸し、センセックスは1733.67ポイント、ニフティは499.6ポイント下落した。
- 3金曜終値はセンセックスが7万4781.76、ニフティが2万3398.10で取引を終え、取引再開は9月15日となる。
日本企業への影響
現時点で公表されている情報からは、日本企業への直接的な影響は確認できない。ただしインド株式市場に投資する日系金融機関や、原油価格動向が事業コストに影響しうる製造業・物流関連企業にとっては、中東情勢の緊張を背景とした原油高が続く市場環境として注視材料となり得る。
この記事の概要
インドの国家証券取引所(NSE)とボンベイ証券取引所(BSE)は、ガネーシャ・チャトゥルティーの祝日にあたる9月14日(月)を休場とする。株式および株式デリバティブ取引は行われず、通貨デリバティブやNDS-RST、トライパーティー・レポ市場も同様に取引を停止する。取引の再開は翌9月15日(火)からとなる。
直前の週はインドの株式市場にとって厳しい展開となった。週間ベースでBSEセンセックスは1733.67ポイント(2.26%)下落し、NSEニフティも499.6ポイント(2%)値を下げた。原油価格の高騰や利益確定売り、投資家の慎重姿勢が重荷となり、週末の取引は軟調に終わった。
ブレント原油は取引時間中に1バレル108ドルと4カ月ぶりの高値をつけた後、104.38ドルで引けた。この原油高は、イラン情勢やフーシ派による攻撃といった中東情勢の緊張が意識される中で進行した値動きだった。 金曜日の終値でセンセックスは前日比120.83ポイント(0.16%)安の7万4781.76ポイント、ニフティは同79.70ポイント(0.34%)安の2万3398.10ポイントとなった。
HST WealthのCEO、ハリセルバン・ラダクリシュナン氏は、寄り付き急落からの反発は一部の主力銘柄に支えられた限定的なものだったと指摘した。Hedged.inのリヤンク・アローラ氏も、利益確定売りと慎重な投資家心理が続く中、市場は方向感の乏しいレンジ内推移だったとしつつ、主要な支持水準が維持される限り市場全体の構造は依然として健全であるとの見方を示した。
詳しくは参考記事をご確認ください。
キーワード解説
ガネーシャ・チャトゥルティー(Ganesh Chaturthi)
ヒンドゥー教の神ガネーシャを祝うインドの祭礼で、NSEやBSEなどインドの証券取引所はこの日を毎年取引休日としている。
NSE(National Stock Exchange)
インドの国家証券取引所で、ニフティ指数を算出するインド国内の主要な株式取引市場の一つ。
BSE(Bombay Stock Exchange)
インド・ムンバイに拠点を置く証券取引所で、センセックス指数を算出するインド最古の株式市場の一つ。
※用語解説は記事の理解を補助するための一般的な説明であり、法務・税務・投資その他の専門的助言を目的とするものではありません。


